イチビ |
イチビ
別名:キリアサ(桐麻)
アオイ科 イチビ属
町中の空き地や、耕作を止めている畑などで見かけます。
1m以上もある堂々とした姿は、栽培植物かと思ってしまうほどです。
それもそのはずで、昔(平安時代〜江戸時代)は栽培していたのだそうです。これは食用ではなくて、繊維から衣服や縄を作っていたのだとか。
もっとも今では、畑に生えると厄介な雑草なのだそうです。生命力が相当強いようです。
体格のわりには小さな花(2cm位)ですが、鮮やかな黄色でなかなか可愛い花が咲きます。(写真下左)
種の形も面白いんです。(写真下右)
夏から秋にかけて、花を咲かせます。