キバナクレス

この花を見つけてからしばらくの間、名前がわかりませんでした。
ようやくわかったのがキバナクレスという名前です。野草図鑑をいくら調べてもわからないはずでした。ハーブとして日本に入ってた植物だそうです。香辛野菜として育てられているらしい。それが逃げ出して野生化しているのでしょう。栽培種としてはウィンタークレスとかガーデンクレスとか呼ばれているらしいです。

この花を初めて見つけたのは、2007年の晩春の頃でした。野原の一角で5～6株が咲いているのを見つけました。翌年の同じ時期にその野原へ行ってみました。すると野原1面がこのキバナクレスで覆われていました。「おそろしく繁殖力の強い草だ。」と思いました。
まだ日本に帰化して間もない植物なのだと思います。ネットで検索しても、とても情報が少ないのです。
ただ、これから各地で増えていくような気がしている野草です。
ハルザキヤマガラシと似ていますが、葉の形が少し違います。（写真左）