コメツブツメクサ　　（米粒詰草）

別名：キバナツメクサ　、　コゴメツメクサ

マメ科　　シャジクソウ属

４月の後半頃になると、日当たりの良い土手などに現れます。
花の形を見れば、シロツメクサの仲間だろうとわかります。が、その大きさはとても小さい。米粒と名付ける気持ちがよくわかるほど小さい。米粒のような花が集まって花穂を作ります（これはシロツメクサと同じですね）。その花穂の大きさも７〜８ｍｍくらいでしょうか。
背丈も低いんです。地を這うように広がっている。
そんなに小さいのに、咲いていればすぐにわかります。鮮やかな黄色い花は、遠くからでも目立ちますから。
緑と黄色の絨毯は、意外と綺麗な土手の彩り。
図鑑では、花期は７月迄となっていますが、５月の末頃になってくると、伸び始めたほかの野草たちの陰に消えていってしまいます。

よく似た花に、クスダマツメクサがあります。
あと、コメツブウマゴヤシも似ているそうですが、残念ながら私は見た事がありません。