オオニワゼキショウ

前々から、どことなく雰囲気の違うニワゼキショウがあることには気が付いていた。
でも雑草なんて環境によってだいぶ成長状態が変わるし、変種も多い。だからニワゼキショウのちょっと変わったやつくらいにしか思っていなかった。
それがオオニワゼキショウという別の品種だと知った。
それくらい似ている。
ニワゼキショウと同じく、初夏から梅雨にかけて咲く。
ニワゼキショウよりも生息数はグッと少ないと思う。あまり見かけないからだ。

“オオ”と付くから、大きいニワゼキショウと当然思うだろう。が、花の大きさは変わらない。むしろ小さいかもしれない。
“オオ”の所以は背の高さだ。ニワゼキショウが10～20ｃｍ位なのに対して、こちらは20～30ｃｍ位ある。
倍くらい背丈が違うから、これだけで雰囲気がだいぶ違う。
花びらの形も少し違うかもしれない。
上の写真のように、半開き状態の花も多いような気がする。
実は少し大きい。
こうして並べると、だいぶ違うように思われるが、ぱっと見では判らないくらいに似てはいる。
ニワゼキショウと同じく、北アメリカからの帰化植物だそうです。