トキワツユクサ
　　　　（常磐露草）

ツユクサ科

５月の中旬頃から夏にかけて、日陰で真っ白な花を咲かせます。山野よりも街中の空き地などでよく見かけるのは、元々が園芸種として輸入された花だからでしょう。

ただ単に『白い花』と一言で片付けられない。純白と言うのだろうか。本当に美しい白です。
　
この清純な花とは裏腹に、すごい繁殖力を持った花です。
ポツポツとトキワツユクサが咲いている場所を見つけたら、次の年にはそのあたり１面がトキワツユクサだらけになっているでしょう。
競合相手が少ない日陰を好むのも、その理由の一つかもしれません。

真っ白な花が、濃い目の緑の葉っぱとよくマッチしているんです。
美しい花です。

別名：ノハカタカラクサ

（野博多唐草）

ムラサキツユクサ属