ナタネタビラコ

梅雨の晴れ間の日。里山の付近を散歩していて、田んぼの用水路の脇に群生しているのを見つけました。
遠目から見てオニタビラコかと思いましたが、近づいて見ると草姿が違う。
花だけを見れば、ヤブタビラコにも似ていますが、やはり草姿が全く違う。
「何だろう？」と調べていましたが、ようやくナタネタビラコという帰化植物にたどり着きました。
『帰化植物写真図鑑』によると、『１９５９年に神奈川県でみいだれ』という事ですから、比較的新しい帰化植物のようです。
私も他の場所では見かけた事が無いので、まだあまり広がっていない植物なのかもしれません。
　
この植物の同定のポイントは葉の形だというので、後日、葉の写真を撮り直しに行ってきました。それが左の写真です。上が茎の上部の葉。下が下部の葉です。この葉の形がナタネタビラコの特徴です。