アカバナ科
マツヨイグサ属

マツヨイグサやコマツヨイグサと同じ仲間ですから、花もとてもよく似ています。そして同じように夜の花です。
花は似ていますが全体の姿が違うので、見分けるのはそれほど難しくはありません。
このメマツヨイグサは、背丈が１ｍ以上になり、時には人の背丈くらいに伸びている物も。

花の大きさは、マツヨイグサと比べるとずっと小さく３〜４ｃｍくらいでしょう。コマツヨイグサと同じか、僅かに大きいくらいです。
花が咲き出す時季も、初夏から咲くマツヨイグサ、コマツヨイグサに比べて遅く。７月になってからです。
数は、マツヨイグサの仲間では１番多いように思えます。
川の土手や、空き地や野原や造成地など、いろんな場所で見る事ができます。
但し、花は本当に夜になってからじゃないと開かず、コマツヨイグサやマツヨイグサのように、夕暮れ時に見る事はできません。
ですから花を見るためには、夜に散歩をするか、早朝（それも相当早い時間）に見に行くしかありません。
でも、閉じていても鮮やかな黄色の花びらは、昼の光でもそれなりの存在感があるものです。